妊娠と出産・先天異常児が生まれる原因
精子と卵子が出会い受精卵となり、数えられないほどの細胞分裂をくり返し、38週間かかって、赤ちゃんが誕生するわけです。もとは、1個の細胞である受精卵が細胞分裂をして、数百兆個という細胞になるので、ふつうに考えれば、遺伝子のプログラムどおりに一度の間違いもなく分裂が進むのが、逆に不思議なほどです。しかし、先天異常はこのときに間違いが起こってしまうのです。
その発症の時期によって先天異常は、遺伝病、配偶子病、胎芽病、胎児病の四つに分類されます。遺伝病は、父親、母親が持っている、遺伝子が異常を起こす原因となるもの。配偶子病は、精子や卵子が作られる過程もしくは受精時の異常。胎芽病は、ごく初期の妊娠で母体を通じた、なにかの影響で異常を起こしたもの。胎児病は、妊娠12週以後、胎児自体の発育自体や、母体を通しての影響が作用し異常が起ったものです。
