妊娠と出産・結核
結核の場合、赤ちゃんに結核が感染する、治療に使われる抗結核剤が赤ちゃんに影響を与える、などということはないと考えられています。結核の症状が、よほど悪いことのないかぎり、妊娠、出産を、ふだんの治療を受けながらできます。また、妊娠によって結核の症状が悪くなることもないとされています。妊娠中特に心掛けることは、安静と十分な栄養補給に注意することでしょう。
結核の人は肺活量の関係で、分娩のときのいきむ力が十分でません。いきむことができない場合、帝王切開が検討されます。また、開放性結核の場合は感染を防ぐため、出産後赤ちゃんを母親から隔離することもあります。
結核では、出産による体力の消耗と、授乳や育児による疲れが原因となり、病状が悪化することが少なくありません。出産後とくに安静にするようにしましょう。結核の場合、妊娠中よりもむしろ出産後が重要でしょう。出産してから少なくとも1年間は、専門医に定期的な診察を受けるようにしましょう。
